大学生の色々blog

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読んだことある漫画紹介シリーズ 〜ジャンプ王道編〜

家族の影響で子どもの時から結構漫画は読んできた。その中でいくつか読んだことある漫画を紹介していこうと思う。初回は超王道から。

 

ONE PIECE

概要はこんな感じ

海賊王を夢見る少年モンキー・D・ルフィを主人公とする、「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を巡る海洋冒険ロマン。

夢への冒険・仲間たちとの友情といったテーマを前面に掲げ、バトルやギャグシーン、感動エピソードをメインとする少年漫画の王道を行く物語として人気を博している。また、長年にわたりながら深く練り込まれた壮大な世界観・巧緻な設定のストーリーも特徴。(Wikipediaより)

小学校5年生ぐらい時にクリスマスプレゼントで買ってもらい読み始めた。当時、サンタにはPSPとモンハンをお願いしていた(もちろんその頃にはサンタの正体に気付いていたが)。なので、朝起きて紙袋の中身が漫画だったときは正直ショックだった。

 

でも、あのときの親の判断には感謝しかない。今、読み始めようと思ってもとんでもない巻数になるし、お金もかかる。そして何より、「好きな漫画はONE PIECE」って言っておけば、2人に1人は話が盛り上がる笑

 

内容的には友情とか生き様とかの要素はもちろん面白い。いい大人が何億人と泣いてきた。個人的には伏線から壮大なストーリーを想像したり、色々な考察を読むのが楽しい。そして、その伏線が回収されたときのゾッとする感じがまたいい。

 

 

 



NARUTO

概要

忍同士が超常的な能力「忍術」「体術」「幻術」「仙術」を駆使して派手な戦いを繰り広げるバトルアクション漫画。

アジア各地の民話や伝承、宗教のオマージュを巧みに取り組んだ世界観の中で、主人公と仲間達の友情、裏切りと復讐、師弟や家族の絆が中心として描かれ、忍の世界とその起源・歴史を含めた重層的なストーリー展開となっている(Wikipediaより)

高校生のときに行った漫画パークで全巻読破した。あの時は頭爆発するかと思った。

 

キャラの生き方の多様さが面白い。忍術を使うのでなんでもありアクション漫画になりそうだが、戦う理由をそれぞれが持っている。読む年齢によってキャラへの感情移入がだいぶ変わりそう。

 

 

 



HUNTER×HUNTER

概要

主人公の少年・ゴン=フリークスがまだ見ぬ父親のジンと会うため、父の職業であったハンターとなり、仲間達との絆を深めながら成長する様を描いた冒険活劇。収集癖のある冨樫が、収集の面白さを題材として「ハンター」を題名に含んだ作品を構想。せっかくなら様々なハンターを描きたいと構想を広げた。(Wikipediaより)

大学生になって読み始めると、いっきにハマった。しかし、全然再開してくれない。最新の暗黒大陸編はちょっとずつしか進まないのにめちゃくちゃ難しいからもう何もわからない。

 

ただこれほど奥の深い漫画は無いのではないかと思う。一見、意味のない描写がラストシーンの暗示をしていたり、バトルひとつとっても繰り広げられる心理戦がもの凄い。全ての描写、キャラの行動が意味を持っている。何度読み返しても新たな発見がある。

 

あと、得られる能力が何かの制約と引き換えという等価交換であるのがいい。この手の他の漫画はだいたい、能力強化に際限がない(気付けば落ちこぼれの主人公がとんでもない特殊能力を身につけている)。その点HUNTER×HUNTERは強い能力を得ようと思うとその分能力発動に制約がかかる。その制約がバトルを奥深くしていると思う。

 

また、ブログのネタが無くなったらやります。

『ケーキの切れない非行少年たち』

ケーキの切れない非行少年たち (新潮新書)

もし、自分が他人に「こいつダメだな」と思ったことあったらぜひ読んで欲しい。

 

いじめ、性犯罪、虐待、これらの問題を認知機能のゆがみという観点から問題提起している本。

・非行をする少年にはどういった特徴があるのか。

・知能検査では見つからない 潜在的な知的障害をもつ人はどれくらいいるのか。

・非行をしてしまう少年の多くは小・中学校でサインを出しているのにも関わらず、なぜ気づかれないのか。

・知的障害に気づかない、気づかれないといった問題は人生や社会にどのような影響を与えるのか。

・そして、教育はどうあるべきなのか。

といったことが少年院での勤務経験をもとに書かれている。

 

勉強、仕事ができる人とできない人の差異の原因を努力に向ける人は多い。また、ショッキングな殺人、性犯罪が起きた際に、人間性を勝手に想像し、感情論で厳罰化を求めたりするのをSNS上で頻繁にみる。

 

しかし、それは安易な自己責任論である。その背景には社会制度の不備や周囲の理解不足があった可能性があり、別の視点では被害者であるともいえる。

 

自分のことを「普通」と感じている人ほど自己責任論を他人に押し付けやすい気がする。

 

もし、自分が他人に「こいつダメだな」と思った時に、その背景にある可能性について考えれるようになる1冊。

 

ケーキの切れない非行少年たち (新潮新書)

ケーキの切れない非行少年たち (新潮新書)

  • 作者:宮口 幸治
  • 発売日: 2019/07/12
  • メディア: 新書
 

 



 

 

『ルビンの壺が割れた』

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たった170ページの小説。2人の男女がFacebookのメッセージをやりとりする形式で物語が進んでいく。

 

普段、本を一気に読み切ることが苦手な私。だが、この本は一息で読み切った。読むしかなかった。

 

たった170ページの中、緊張感が緩むことがない。一つ謎が解けてはまた一つ謎が生まれる。

 

ただ、出版社の煽りが凄すぎて、期待しすぎると純粋には楽しめないかも

 

何を書いてもネタバレになる気がするので、これ以上は書けないが、ぜひ読んでみて欲しい。

 

ルビンの壺が割れた https://www.amazon.co.jp/dp/4103511613/ref=cm_sw_r_cp_api_i_6AdVEbF351MZT